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創業年数と借り入れ件数も審査される不動産担保ローン
不動産担保ローンの申し込みをすれば、審査も受ける事になります。審査では、主に不動産物件の価値を確認されます。価値が高い不動産物件を担保に入れる方が、融資額も高くなる傾向があります。ですが審査基準は、不動産物件の価値だけではありません。その他にも、色々な点が確認される事になります。例えば事業年数です。不動産担保ローンは、事業資金を確保する目的で活用されるケースも多いです。設備投資の為にまとまったお金が必要なので、金融会社に申込みしている方も多いです。その場合、事業の年数が重視される傾向があります。設立したばかりの法人の場合は、審査落ちになる確率は若干高くなります。逆に、創業してから長い年数が経過している法人は、審査に通る確率は比較的高いです。年数が長い事業には、安定感があるからです。
ところでローンで借りている方々は、すでに別の会社で融資を受けているケースもあります。例えばある人物は、お金を借りる為に銀行に申込みをしました。ですが過去に消費者金融からお金を借りた経験があって、現在もその返済が続いている状況です。その場合は、銀行としては消費者金融の状況を確認する事になります。例えば消費者金融での延滞の有無です。ローン商品は、貸したお金を返済してもらう事で成り立っています。ですから返済に滞ってしまいますと、金融会社としては大変困る訳です。ですから消費者金融で延滞した経験がある人物の場合は、銀行からお金を借りるのは難しくなる傾向があります。延滞した過去があるなら、同じ歴史を繰り返す可能性もあるからです。それだけでなく、借り入れ件数も重視されます。
例えばAさんという人物の場合は、銀行に申し込む際に消費者金融から借り入れ中ではあるものの、1社だけで借りています。それに対してBさんという人物の場合、3社から借り入れ中だとします。この場合、Aさんの方が融資を受けやすくなります。銀行からすると、Bさんのように借り入れ件数が多いと、お金に困っているように見えてしまうからです。不動産担保ローンも、この借り入れ件数は重視されます。件数が少ない人物の方が、審査に通過する確率も高いので、状況によっては件数を減らしてみると良いでしょう。Bさんのように3つの会社から借りているなら、それを1つの会社にまとめてみると、不動産担保ローンでの審査に通りやすくなる事もあります。ただしノンバンクでは、柔軟に対応してくれる事もあります。資産価値が高い不動産物件を持っていると、比較的柔軟に対応してくれるケースも多いです。