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不動産担保ローンの繰り上げ返済と手数料

不動産担保ローンで借りた後は、もちろん返済する必要があります。
このローン商品の場合、借りた日数分だけ手数料を払っていく事になります。
例えば手数料が1日50円であれば、もちろん100日間借り続けると5000円支払う事になる訳です。
200日であれば、1万円といった具合です。
ところで多くの方々は、不動産担保ローンの手数料を節約したいというニーズを抱えています。
人によっては、かなり多くの金額を借りています。
融資額が大きくなれば、金融会社に多くの手数料を払う事になりますし、節約が検討される事も多いです。
ですが幸いにも、不動産担保ローンには繰り上げ返済があります。
手持ち資金に余裕がある場合は、少し多めに返済する事も可能です。
実際、多めに返済しておけば節約できる事も多いです。


そもそも不動産担保ローンには、毎月の返済日があります。
毎月20日や25日などの指定日になった時には、自動的に返済する訳です。
多くの方々は、その指定日に返済しています。
ところが人によっては、ある月の10日のタイミングに返済している事もあります。
いわゆる繰り上げ返済です。
10日のタイミングに半年分のお金を返済して、残高を減らしている方も多いです。
この繰り上げ返済のメリットには、手数料を節約できるメリットがあります。
この場合は半年分返済している訳ですから、金融会社に支払う手数料は、半年分節約できる訳です。
また本人が希望すれば、残額を一気に返済する事もできます。
残金を一括で支払えば、ローンを支払う必要もなくなりますし、確かにメリットは大きいです。
ただし手数料は要注意です。


確かに繰り上げ返済をすれば、金利分の手数料を節約する事はできます。
しかし金融会社によっては、繰り上げ返済に関する手数料を徴収している事もあるので、注意が必要です。
実際ある銀行の場合は、3%分の手数料を徴収しています。
3%とは、繰り上げの金額に関する手数料です。
状況によっては赤字になる可能性もありますから、注意が必要です。
例えば繰上げ返済すれば、金利分の手数料は2万円節約できるとします。
しかし3%分の繰り上げ手数料が3万円ですと、マイナス1万円になってしまいます。
繰り上げで返済するにしても、手数料を確認しておく方が良いでしょう。
なお繰上げ返済に関する手数料は、金融会社によって異なります。
金融会社によっては、不動産担保ローンの繰り上げ手数料を無料にしている事もあります。
ですから繰り上げ手数料は、しばしばローン選びの基準の1つになっています。

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